七五三の記念写真において、お子さまの愛らしさを最も引き立てるディテールが「ヘアスタイル」です。

着物なのかドレスなのかはもちろん、撮影テーマや写真の雰囲気にあわせてヘアスタイルを選ぶことで、七五三らしい華やかさや、お子さまらしい魅力がより引き立ちます。

また、同じ年齢のお子さまでも髪の長さや毛量、髪質には個人差があるため、流行のスタイルをそのまま取り入れるのではなく、お子さまにあったヘアアレンジを取り入れることがおすすめです。

この記事では、髪の長さ別に七五三におすすめの人気ヘアスタイル、髪飾りやアクセサリーの選び方、撮影時に気をつけたいポイントについて詳しく解説します。

お子さまにぴったりのヘアスタイルを見つけ、衣装や髪飾りとの組み合わせも楽しみながら、お子さまらしい魅力があふれる素敵な装いを完成させましょう。

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ショートヘアの七五三スタイル

ショートヘアは、お子さま本来の表情や可愛らしさを引き立てやすいヘアスタイルです。軽やかさやナチュラルな雰囲気を活かした、おすすめのスタイルをご紹介します。

ナチュラルショート

髪が短いお子さまには、地毛の軽やかさや自然な雰囲気を活かし、毛先をアイロンでふんわりとワンカールさせたアレンジがおすすめです。

前髪やサイドの髪をねじってピンで留めたり、小花やリボンのヘアピンをポイントとして取り入れることで、シンプルなヘアスタイルでも晴れの日らしい特別感を加えることができます。

また、帯を結ばない「被布(ひふ)」との相性もよく、毛量が少ないお子さまでも無理なく取り入れやすい点もメリットで、反対にボリュームが気になる場合は、髪飾りを少し大きめにすることで全体のバランスを整えやすくなります。

和装の場合は、小さなちんころや上品な髪飾りを添え、より七五三らしい装いに仕上げてみましょう。

すっきり耳かけショートアレンジ

顔まわりをすっきり見せる耳かけショートは、活発で明るい印象を演出できる人気のスタイルです。

左右のどちらかを耳にかけるだけでも表情がよく見え、清潔感のある雰囲気を演出することができます。

さらに、耳かけ部分にパールピンや小さな髪飾りを重ねることで、ヘアスタイルにも華やかさや上品な印象が加わるため、和装にも洋装にも取り入れやすいアレンジです。

人物撮影では、服装や髪型だけでなく光の当たり方も写真の印象を大きく左右します。

正面から均一に光を当てるだけでなく、斜め45度ほどの位置から光を取り入れることで顔に自然な立体感が生まれ、表情も明るく見えやすくなるため、光とヘアアレンジの向きを計画的に整えて理想的な写真を撮影してみましょう。

補足

髪の長さが足りない場合でも、ヘアアレンジを諦める必要はありません。つけ毛や大きめの髪飾りを活用して、印象の変化を楽しんでみてください。

※ヘアスタイルの人気傾向は七五三写真ドットコム調べ(2026年6月現在)

ボブヘアの七五三スタイル

ボブヘアは、お子さまらしい可愛らしさと上品さを両立できる人気のヘアスタイルです。

また、ダウンスタイルをベースにできるため、撮影中も型崩れしにくいという実用的な強みがあり、髪飾りやアレンジの組み合わせ次第で和装にも洋装にもあわせやすいため、アレンジの幅を楽しんでみましょう。

外ハネボブ×リボンカチューシャ

外ハネボブは、ボブならではの軽やかさや可愛らしさを活かせる人気のヘアスタイルで、元気でいきいきとした印象を演出したいお子さまにぴったりのアレンジです。また、髪を無理に結い上げる必要がないため、撮影中も崩れにくく、お子さまがリラックスして過ごしやすい点も大きなメリットといえます。

肩にかかる程度の長さでも取り入れやすく、動きのあるシルエットによってお子さまらしい明るい印象を演出できます。

特に洋装との相性がよく、リボンカチューシャをあわせることで七五三らしい品のある装いに仕上がり、ドレスの色味やデザインにあわせてリボンを選ぶことで、コーディネート全体にも統一感を出しやすくなります。

さらに、前髪をシースルー風に仕上げたり、顔まわりにやわらかなカールを加えたりすることで、顔の表情が明るく見えやすくなり、華やかな雰囲気を引き立てられます。

内巻きボブ×花飾り

内巻きボブは、丸みのあるフォルムが特徴の上品なヘアスタイルで、七五三らしい落ち着いた雰囲気を演出したい場合におすすめです。

毛先が内側に収まることで、顔まわりが優しく、上品に見えるのが特徴です。レトロなアレンジにすると和装との相性もよく、被布や着物の雰囲気ともなじみやすいため、3歳と7歳どちらの七五三にも取り入れやすいスタイルです。

片側に大きめのちりめん素材の花飾りを添えるだけで、七五三らしい華やかさがより高まります。

補足

ボブスタイルは横顔のラインが見えやすく、表情の美しさが際立つことが特徴です。

撮影時に少しだけ顎を引くようにすると、首もとやフェイスラインがすっきり見え、全体のシルエットも整いやすくなります。

小さなお子さまは、ポーズを意識することが難しい場合もありますが、自然な表情で撮影できるよう、リラックスした状態でカメラに向かえるように自宅で練習したり、当日には声かけをしてみましょう。

※ヘアスタイルの人気傾向は七五三写真ドットコム調べ(2026年6月現在)

→ 関連記事:女の子の着物スタイル・選び方

ミディアムやロングヘアの七五三スタイル

ミディアムからロングヘアのお子さまは、髪の長さを活かした様々なアレンジが楽しめます。

編みおろしやハーフアップ、日本髪風アレンジなど選択肢が豊富で、着物のテイストや撮影テーマにあわせてお気に入りのスタイルを選んでみましょう。

編み下ろし×花飾り

編み下ろしスタイルは、7歳の七五三で特に人気の高い定番アレンジです。

長い髪を後ろ、またはサイドでゆるく編み込んでいき、小さな花飾りやドライフラワーを散らすスタイルは、まるでプリンセスのような華やかさと可愛らしさを両立することができます。

より今どきらしいおしゃれな印象をアップさせたい場合は、全体をふんわりとほぐしながら仕上げてみましょう。

なかでもラプンツェル風の編み下ろしヘアは、後ろ姿まで美しく見せることができ、パステルカラーの着物やドレスとの相性もよく、写真映えするスタイルとして人気を集めています。

また、編み下ろしスタイルは、金箔やドライフラワー、つまみ細工などを取り入れることで写真の雰囲気を大きく変化させられる点も大きなメリットです。正面だけでなく、後ろからのアングルもカメラマンにリクエストしましょう。

ハーフアップ×くるりんぱ

トップの髪を「くるりんぱ」でまとめたハーフアップスタイルは、やわらかく優しい雰囲気に仕上がる人気のアレンジです。

髪をすべてまとめずに長さを活かせるため、ミディアムヘアのお子さまでも取り入れやすく、顔まわりをすっきり見せながらトップに程よいボリュームを出せるため、写真でも立体感が生まれ、自然体の可愛らしさを引き立ててくれます。

さらに、顔まわりの髪を軽く巻いて動きを加えることで、表情がより明るくいきいきと見えやすくなります。

大きなリボンをあわせたレトロなハーフアップスタイルは、リボンを正面からもしっかり見える高めの位置につけて、写真映えする一枚を目指しましょう。

このスタイルは和装にも洋装にもあわせやすいため、衣装チェンジする撮影を予定している場合にもおすすめのスタイルです。

日本髪風アレンジ

地毛を使って結う日本髪は、前髪を立ち上げたり、髷(まげ)風のシルエットを取り入れることで、七五三らしい伝統的な雰囲気を演出したい場合におすすめのスタイルで、古典柄の着物との相性がよく、格式のある上品な印象を演出することができます。

近年では、伝統的な日本髪を現代の技術で再現した「新日本髪」や、日本髪風のまとめ髪をやわらかくほぐしたシルエットの「日本髪ルーズアレンジ」という選択肢もあります。

かんざしやちんころなどの本格的な和小物をあわせれば、より本格的で特別感のある七五三スタイルに仕上がります。

補足

七五三の撮影では、ヘアアレンジや髪飾りがしっかり見える角度を意識することもポイントです。

特に編み込みやウェーブを取り入れたスタイルは、ヘアアレンジの立体感や毛流れが美しく見えるため、正面だけでなくサイドやバックからのカットも残しておくと、ヘアスタイルの細かなデザインまで写真に残しやすくなります。

髪飾りやヘアアクセサリーの質感、後ろ姿のシルエットなども記録できるため、七五三ならではの特別なヘアスタイルを、より印象的な形で残すことができます。

※ヘアスタイルの人気傾向は七五三写真ドットコム調べ(2026年6月現在)

髪飾りとアクセサリーの選び方

髪型が決まったら、髪飾りにもこだわってみましょう。

髪飾りはヘアスタイルの印象を大きく左右するだけでなく、写真全体の雰囲気にも影響するため、髪型や衣装とのバランスを考えて選ぶことがポイントです。

髪飾りの種類とおすすめスタイル
種類相性のよいスタイル特徴
造花、生花の花飾りロング、ボブ華やかで写真映えしやすく、和装と洋装どちらにもあわせやすい定番の髪飾り。<br>花の大きさや色味によって印象を調整しやすく、七五三らしい特別感を演出できる。
リボンピン、バレッタ全般可愛らしさや上品さを演出しやすく、シンプルなヘアスタイルにも取り入れやすい。<br>洋装との相性がよく、ハーフアップや耳かけアレンジのアクセントとしても人気。
金箔、水引系アクセサリー和装、モード系和装らしい雰囲気を保ちながら、トレンド感や特別感を演出できる。編み下ろしやシニヨンなどに取り入れることで、写真映えする印象に仕上がる。
ちんころ、かのこ和装日本髪や新日本髪によく使われる伝統的な髪飾りで、格式のある落ち着いた雰囲気を演出できる。古典柄の着物との相性もよい。

髪飾りを選ぶ際は、着物やドレスの柄にあわせるだけでなく、全体の色のトーンをそろえることで統一感のあるコーディネートに仕上がります。

特に白・金・淡いピンクの髪飾りは幅広い衣装になじみやすく、上品で華やかな印象を演出できる万能カラーです。

迷った場合は、衣装に使われている色の中から1色を髪飾りに取り入れると、全体がバランスよくまとまりやすくなります。

撮影時に気をつけたいヘアケア

写真館でヘアセットサービスを利用する場合は、前日のうちにシャンプーを済ませ、当日は整髪料やヘアオイルをつけずに「すっぴん髪」で来店するようにしましょう。スタイリングがしやすくなり、ヘアセットも長持ちしやすくなります。

撮影中は、お子さまが無意識に髪や髪飾りを触ってしまうことがあるため、アレンジの崩れを防ぐためにも、「髪は触らないでね」と事前に優しく声をかけておくと安心です。

また、スタジオ撮影ではない場合や長時間の撮影では、動いたり着替えたりするうちに髪が乱れることもあるため、ブラシやヘアピンを使って簡単に整えるように準備をしておきましょう。

待ち時間やヘアメイク中はお気に入りの音楽を流したり、好きな動画を見せることで、お子さまがリラックスしやすくなり、スムーズにヘアセットを進めることにつながります。

髪型で七五三の印象は変わる

七五三の髪型は、お子さまの魅力や個性をより引き立てる大切なポイントです。

衣装や髪飾りとの組み合わせによっても印象が大きく変わるため、流行をそのまま当てはめるのではなく、髪の長さや毛量など、お子さまらしさを活かしながら、全体のバランスを考えて選ぶことが重要になります。

髪の長さや衣装とのバランスはもちろん、光の当たり方や撮影シーンまで意識することで、より印象的な写真撮影を目指しましょう。

また、正面だけでなく横顔や後ろ姿まで美しく見える髪型を選ぶことで、さまざまなカットで魅力的な写真を残せます。

何より、鏡に映った自分の姿を見て、お子さま自身が「可愛い!カッコいい!」と自然に笑顔になれる髪型で撮影にのぞむことで、自然な笑顔やいきいきとした表情も引き出しやすくなります。

ぜひお子さまの魅力が輝く髪型を選び、成長の節目となる特別な一日を、何度でも見返したくなる素敵な写真として残してみてください。