七五三当日は、お子さまの着付けやヘアセットに始まり、スタジオでの写真撮影や神社への参拝、移動や食事の手配など、想像以上に慌ただしい一日になります。
ご家族全員が余裕を持って大切な時間を楽しむためには、前日までに必要な持ち物や準備を整えておくことが大切です。
また、写真撮影のみをおこなう場合、お参りのみの場合、あるいは撮影と参拝を同日に済ませる場合など、ご家庭によって当日のスケジュールは異なりますが、事前に準備しておくべき基本的な持ち物や確認事項は共通しています。
この記事では、七五三当日に必要な持ち物や事前の確認事項をはじめ、身支度の準備や当日をスムーズに過ごすためのコツについて詳しくご紹介します。
大切な七五三という節目の日を、ご家族全員で特別な思い出にするためにも、万全の状態で当日を迎える準備を整えましょう。
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前日までに確認しておきたい持ち物一覧
七五三当日に必要な持ち物は多岐にわたるため、事前に確認しておくことが大切です。
当日の慌ただしさを軽減するためにも、衣装から小物まで、漏れのないようにひとつひとつ確認をおこないましょう。
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 和装セット一式 | 着物・帯・襦袢・腰ひも・帯板など | レンタルの場合は予約内容や受け取り日時を、持ち込みの場合は、不足品がないかを事前に確認しておく。 |
| 洋装セット一式 | ドレス・スーツ・靴下・撮影用の靴 | サイズがあっているか、シワや汚れがないかを事前にチェックし、試着できる場合は動きやすさや着心地も確認。 |
| 小物類 | 髪飾り・草履・バッグ・扇子など | 和装小物は、紛失を防ぐため、使用する小物はまとめてひとつの袋やケースに入れておく。 |
| 靴、靴下 | 歩きやすく清潔なもの | 靴は長時間の移動や参拝に備え、履き慣れたものを用意しておくと負担を軽減できる。 |
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ハンカチ、タオル | 撮影中の汗、涙対策 | 汗を拭いたり食べこぼしなどにも対応できるよう、予備を含めて複数枚持参すると便利。 |
| お菓子、飲み物 | お子さまの気分転換用 | お菓子は一口サイズで食べやすく、衣装を汚しにくいものを選ぶ。 |
| スタイリング剤、コーム | ワックス・ヘアスプレー・櫛・ブラシ | 移動や着替えで乱れた髪型を手軽に整えられるため、持参しておくと安心。 |
| 予備の小物 | ヘアゴム・ヘアピン・替えの足袋 | 小物の紛失や破損、足袋の汚れなど予期せぬトラブルに対応できる。 |
| 待ち時間対策グッズ | お気に入りのおもちゃ、動画が見れるアイテム | 着付けや撮影の待ち時間でも、お子さまが退屈しにくくなるお気に入りのアイテムを選ぶ。 |
特に、靴下や髪飾りは忘れやすいアイテムのため、前日までに準備ができているかをしっかり確認しておきましょう。
また、3歳の女の子には、和風のかんざしなど重みのある髪飾りよりも、軽量でお子さまの負担になりにくい「パッチン留め」や「クリップゴム」タイプの髪飾りがおすすめです。
お子さまが快適に過ごせるよう、見た目の華やかさだけでなく、着け心地や扱いやすさも重視して選ぶようにしましょう。
ヘアメイクと整髪の準備ポイント
当日のヘアセットや記念写真を納得の仕上がりにするためには、前夜までの準備も重要です。
髪や身だしなみをあらかじめ整えておくことで、当日もスムーズに撮影へのぞみやすくなります。
- 前日の夜にシャンプーを済ませておく:頭皮や髪を清潔な状態に整え、ドライヤーで根元までしっかり乾かす。寝癖がつきにくくなり、翌朝のヘアセットもスムーズに進む。
- ヘアメイクを利用する場合は整髪料をつけない:スタジオでヘアセットをする場合は、ワックスやスプレーなどは使わず自然な状態で来店する。寝癖が気になる場合は軽くブラシで整える程度にとどめる。
- 爪や手もとを整えておく:千歳飴や扇子を持つシーンでは、手もとが写真に写り込むため、前日までに爪の長さを整え、清潔な状態にしておくと安心。衣装の高級な生地を引っ掛けて破いてしまうリスクも防げる。
- 女の子は前髪を整えておく:前髪の乱れが気になる場合は、寝る前に軽く整え、跡がつきにくいクリップなどで留めておくと翌朝のセットがしやすくなる。
- 男の子は眉や襟足を確認する:ヘアカットは撮影の1〜2週間前までに済ませておくことがおすすめ。眉まわりや襟足も軽く整えておくと、写真写りがすっきりとした印象に仕上がる。
七五三の記念写真は、お子さまの成長を祝う大切な節目として、ご家族にとっても長く残る特別な思い出になります。
前日から髪や身だしなみを整えておくことで、当日のヘアセットがスムーズに進むだけでなく、より満足度の高い仕上がりにつながります。
また、お子さまが自然な笑顔で撮影を楽しむために、余裕を持って準備を進めることで、ご家族全員がリラックスした気持ちで七五三当日を迎えることができます。
ヘアセットを終えた後、せっかくの髪型が台無しにならないように、必ずシャツやパーカーなど、前開きの服を着せてスタジオへ向かいましょう。
→ 関連記事:七五三女の子のヘアメイクと準備について(和装・洋装)
家族と祖父母の服装チェックポイント
主役であるお子さまを引き立てながら、家族写真全体に統一感を高めるために、ご家族とご祖父母さまの衣装も前日のうちに確認しておくと安心です。
| 項目 | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| お父さまの衣装 | 前夜までにスーツのシワやシミを最終確認し、スチームアイロンをあてておく。 | 車移動の場合はジャケットを脱いでおくとシワが付きにくい。当日はスラックスのポケットからスマホや大きな財布を出して撮影する。靴を脱ぐ場面を想定し、ミドル丈以上の、色褪せていないダークカラーソックスを準備しておく。 |
| お母さまの衣装 | 着用予定の衣装を最終確認、シワやシミの有無をチェック。 | 衣装だけでなく、アクセサリーやネイルとのバランスも確認。<br>ストッキングは肌なじみのよいベージュ系を選び、予備も用意しておく。 |
| ご祖父母さまの服装 | 滑りにくい安全な靴、杖や常備薬の確認。 | 神社は階段や砂利道がある場合もあるため、歩きやすさを優先した服装がおすすめ。<br>ご家族全体の服装の格をそろえると、集合写真にも統一感が生まれる。 |
ご家族全員で大切な日を迎えるうえで意識したいのは、「写真全体の調和」と「お子さまを引き立てる装い」です。
ご家族の服装のトーンをあわせることで、写真全体のまとまりが格段にアップします。
お母さまとご祖母さまは、ベージュや淡いピンク、グレーなどの落ち着いたカラーでやわらかさを演出し、お父さまとご祖父さまは、ネイビーやダークグレー系で全体を引き締めることでバランスよく整えましょう。
全員に共通する「履物」は、長時間歩くことを考慮し、履き慣れた靴を選ぶと安心です。足もとも写真に写ることがあるため、靴の汚れを落とし、必要に応じて磨くなどお手入れを済ませておきましょう。
→ 関連記事:母親のヘアメイク・服装ガイド
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当日をスムーズに乗り切るための心構え
当日にご家族全員が笑顔で、何よりもリラックスして大切な一日を過ごすための、前日の心構えと準備ポイントをご紹介します。
- 睡眠をしっかりとり、朝食は軽めに済ませる:主役のお子さまはもちろん、当日のサポートで忙しくなるお母さまも、前日は7〜9時間を目安に十分な睡眠をとって体調を整える。当日の朝食は、衣装が窮屈に感じて気分が悪くなることを防ぐため、腹八分目程度に済ませると安心。
- 移動ルートと駐車場を前日までに確認する:神社の周辺やスタジオ近隣の駐車場、混雑状況、移動経路などを事前に調べておき、時間に十分なゆとりを持って行動できるように準備する。
- スタジオへの連絡先と集合時間をメモ:万が一、当日に体調不良や渋滞などのトラブルで遅れてしまいそうな事態に備えて、すぐに連絡できるように連絡先と担当者の名前をメモやスマホに保存しておく。
- スマートフォンやカメラのバッテリーをフル充電:スマートフォンやご家庭のカメラ、予備のバッテリーなどを前夜のうちに満充電にし、SDカードや本体ストレージの容量も空けておく。
- 天気予報を確認し、雨天時の持ち物を準備する:翌日の天気を確認し、雨の予報であれば傘や濡れた足を拭くための吸水性の高いタオル、着物が濡れたときのための大判タオルなどを追加で準備しておく。
お子さまが緊張しやすい場合は、前日に「明日は可愛いお洋服を着て、みんなで楽しいお写真を撮る日だよ」と明るく声をかけ、ワクワク感と安心感を与えてあげましょう。
また、おうちで「かっこいいポーズ」や「素敵な笑顔」を鏡の前で楽しく練習しておくと、当日のカメラマンの呼びかけにもリラックスして笑顔で対応できるようになります。
さらに衣装着用後には、お袖で口もとを拭いたりしないよう、事前にお子さまへ優しく伝えておくと安心です。
地域と季節にあわせた準備ポイント
七五三の撮影時期や撮影地域によって、気をつけておきたい準備のポイントは異なります。
お住まいの地域や撮影シーズンにあわせて、追加で準備が必要なものを確認しておきましょう。
| 地域 | 季節 | 準備のポイント |
|---|---|---|
| 北海道、東北 | 秋〜初冬 | 寒さが厳しくなるため、防寒対策を優先。インナーを仕込んだり、移動時に羽織れるブランケットや上着を用意しておくと安心。 |
| 関東、関西 | 秋 | 秋晴れの日は、日差しが強いため、屋外撮影では紫外線対策を意識し、飲み物を持参してこまめな水分補給を心がける。 |
| 九州、沖縄 | 晩秋 | 比較的暖かい日が多いため、衣装の中が蒸れないよう通気性や吸汗性に優れた肌着を選ぶと快適に過ごしやすくなる。 |
| 全国共通 | 春〜夏 | 気温が高く汗をかきやすいため、汗拭きシートやフェイスタオル、扇子などを準備する。冷たい飲み物を用意し、熱中症対策をおこなうことが重要。 |
当日の服装や持ち物だけでなく、スケジュールに余裕を持たせておくことも大切です。
特にスタジオ撮影と神社参拝とを同日におこなう場合は、移動時間やお子さまの休憩時間も考慮しながら予定を組むことで、慌ただしさを軽減できます。
衣装を着たまま長時間過ごす場合は、無理をさせず、お子さまの様子を見ながら進行することを心がけましょう。
事前準備を整えて七五三当日をスムーズに
七五三は、お子さまの成長を祝う大切な節目です。当日の過ごしやすさや写真の仕上がりは事前準備によって大きく左右されるため、身支度やヘアスタイルはもちろん、移動スケジュールや体調管理まで含めて事前に確認しておくことで、忘れ物や急なトラブルを防ぎやすくなり、当日も余裕を持って過ごせます。
特にお子さまの衣装や髪飾り、ご家族全員の服装のバランスをあらかじめよく確認し、お子さまがリラックスして過ごせる環境を整えておくことが大切です。
ぜひ万全の準備で七五三を迎え、お子さまのその瞬間ならではの自然な笑顔や表情を記録に残し、ご家族のかけがえのない思い出をつくりましょう。